ガイルのサマーソルト・キックは何故サマーソルトなのか。
この疑問が浮かぶだけで、如何にプロレスに興味が無いか英語を真面目に勉強していなかったのかが分かるが、少なくとも人生の学業の記憶には残っていない(即ち、この単語の意味に纏わる記憶に残るエピソードが存在しない)以上、ノータッチに近い状態だったのは間違いない。
somersaultは単語で、前転やバク宙やらでんぐり返りを意味する。saultはラテン語で跳ねるを意味するようだが、somerの方はよく分からなかった。個人的に重要だったのはそこではなく「言葉」と「意味」の認識だ。普段何気なく使っている日本語も単語のようで熟語であるものがかなり多い。
例えば和服と呉服で、双方同じ物を差すが、細かい意図は若干異なる。呉服とは、みんな大好き三国志(?)で有名な、魏.呉.蜀の呉から伝わったので呉服としている。言葉とは究極的にはクオリアなので、それさえ掴んでいれば何も困らないのだが、調べてみると背景があったりする。それ自体やはり何という事も無いが、生活に「発見」を見出す数少ない機会である。
ちなみに、月面宙返りをムーン・サルトと言うが、
英語表記ではMoon Somersaultである。多くの日本人が英語をイマイチ使えない理由の一つは、この耳障りの良い和製英語の存在が大きいような気がしてならない。少なくとも、Somersaultを(多分)聞き流していた私には、「聞き流すだけでいい英語教材」で英語を覚える資格が無さそうだ。
この疑問が浮かぶだけで、如何にプロレスに興味が無いか英語を真面目に勉強していなかったのかが分かるが、少なくとも人生の学業の記憶には残っていない(即ち、この単語の意味に纏わる記憶に残るエピソードが存在しない)以上、ノータッチに近い状態だったのは間違いない。
somersaultは単語で、前転やバク宙やらでんぐり返りを意味する。saultはラテン語で跳ねるを意味するようだが、somerの方はよく分からなかった。個人的に重要だったのはそこではなく「言葉」と「意味」の認識だ。普段何気なく使っている日本語も単語のようで熟語であるものがかなり多い。
例えば和服と呉服で、双方同じ物を差すが、細かい意図は若干異なる。呉服とは、みんな大好き三国志(?)で有名な、魏.呉.蜀の呉から伝わったので呉服としている。言葉とは究極的にはクオリアなので、それさえ掴んでいれば何も困らないのだが、調べてみると背景があったりする。それ自体やはり何という事も無いが、生活に「発見」を見出す数少ない機会である。
ちなみに、月面宙返りをムーン・サルトと言うが、
英語表記ではMoon Somersaultである。多くの日本人が英語をイマイチ使えない理由の一つは、この耳障りの良い和製英語の存在が大きいような気がしてならない。少なくとも、Somersaultを(多分)聞き流していた私には、「聞き流すだけでいい英語教材」で英語を覚える資格が無さそうだ。
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